気楽に相手を褒めてみる

人間関係を良くするには、
「ほめ言葉」を上手に使うことが効果的です。

しかし「相手をどう褒めていいのかわからない」
「相手によって価値観が違うのだから、
褒め言葉を選ぶのが難しい」という人がいます。

たしかに、慣れていない人にとっては、
ほめることを習慣にするのは簡単ではないでしょう。
特に、まじめな性格の人は、
「ほめるなんて、お世辞を言うようでしらじらしい」
「お世辞を言われても、相手も嬉しくないのでは？」
とかんがえる人も多いようです。

しかし外国では、ほめることは人間関係を
スムーズにすすめるために欠かせないものと考えられています。

海外旅行に行くと「日本は素敵な国ですね」
「日本人は優しい人ばかりですね」と
声をかけてくる外国人が多くいます。

彼らは、ゴマをすっているわけではありません。
ただ、思っていることを素直に口にしているだけです。
それでも、言われたほうは
自分の国をほめてくれた相手に、自然と好意を抱きます。

このように、ほめることは本来、
とても気楽にできるものなのです。
美辞麗句を並べ立てたり、
話術にこだわったりする必要はありません。

会社の上司が新しいネクタイをしてきたら、
「部長、新しいネクタイですか？色が渋くて素敵ですね」
と声をかけたり、
友人に恋人ができたら、
「素敵な彼だね。よかったね」と
喜んであげたりするだけでいいのです。

あまり難しく考えず、
まわりにいる人をどんどん褒めましょう。

ほめることを意識すると、
相手のいいところが目に入りやすくなり、
嫌いな人が減っていきます。
そして、相手との関係も良くなってくのです。

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エンジェル


by marisome