Category [縁起担ぎ ] 記事一覧
美容効果の高いザクロは縁起物
加工されたザクロ食品ではなく、生のザクロを見たことがありますか?ザクロの実は硬くて分厚い皮におおわれていますが、割ると小さな粒状のみずみずしい赤い実がぎっしりと詰まっています。小さな実の中には一つ一つ硬い種が入っています。子だくさんなこの様子から、ザクロは子孫繁栄のご利益がある果物として尊重されてきました。最近ではアンチエイジング効果でも注目されているザクロ。シロップやジュースはスーパーでもよく見...
須佐之男と結婚した縁結びの神様
櫛名田比売(くしなだひめ)は稲田の神様であり、縁結びの神様です。暴れん坊で知られる神、須佐之男(すさのお)と結婚したことで名が知られています。須佐之男は美しい櫛名田比売に心を奪われ大蛇(八岐大蛇)に食べられそうになっていたところを助けます。櫛名田比売は戦いの間、くしに姿を変えて須佐之男の頭に隠れて見守りました。戦いに勝った須佐之男は、晴れて櫛名田比売と結婚したのでした。くしに姿を変えたのは、男の戦...
ぐんぐん伸びる蔦に子孫繁栄の願い
昔の漫画や映画などに出てくる泥棒が、盗品を詰めて背負っている風呂敷の柄を思いうかべてください。くるくるっと丸まった唐草のように描かれた模様です。これを唐草文といいます。泥棒だなんて言ってしまいましたが、これは縁起のいい紋様です。蔦がどんどん伸びるさまに、子孫が永遠に続いていくという願いをかけたのです。模様となった唐草は、どこが始まりでどこが終わりか分からないほど、みっちりと蔦が伸びています。唐草模...
美味しく食べて子孫繁栄を祈ろう
端午の節句に食べる柏餅は、子孫繁栄を表す縁起のいい和菓子です。柏餅はあんこの入ったまんじゅうを、柏の葉でつつんだものです。柏の葉は、新しい葉が出てくるまで古い葉がおちません。「子供が生まれるまで親は死なない」とう意味に結びつけ、その特徴から子孫が絶えない縁起物とされました。柏の木は北海道から球種まで幅広く生育しています。暑さも寒さも平気だけでなく、栄養のない痩せた土地でも育つといいます。こういった...
お祝いと無事出産と安産を祈って結ぶ帯
お腹に赤ちゃんができて5ヵ月になると腹帯を巻いて安産祈願するのが「帯祝」です。腹帯は、さらし木綿で作った帯のことです。鉢巻きと同じように、結ぶことで赤ちゃんの命を母体に引き留める意味があり、早産や流産を防ぐのです。この祝いは戌の日にその年の恵方を向いて行われます。お産が楽な犬にあやかって、安産を祈るのです。妊娠5ヵ月というと体調も安定してくる頃です。胎動を感じながらの喜びにあふれたお祝いになること...
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