Category [イヤな自分とサヨナラ ] 記事一覧
その正論に「欲がないか?」の見分け方
「正論を声高に言うと、周囲に嫌な印象を与える」ことがよくあります。正しいことをいうことが、すべて「威張りたい」という欲に基づいているとは限りません。実際、正しいことを正しく言うことは可能です。たとえば、こどものころ、夜更かしをして、「早く寝なさい」などと、親に注意をされたことがあったと思います。その時に親が怒っていたら素直に「夜更かしはよくないから、寝よう」と思うよりは、「親が起こるから」としぶし...
「悪口大会」は、黒魔術パーティー!
会社帰りに同僚と飲みに行き、嫌な上司の悪口を言いながら盛り上がったつもりが、家路につく頃には暗い気分に・・・というのはよくあることです。人というのは、自分を棚に上げ、他人を悪くいいたくなる性質を持っているものなのです。人はなぜ悪口を言ってしまうのでしょうか。裏返しで自分の正しさを主張し、威張ったり、自慢をしたいからです。あからさまな自慢は恥ずかしくても、「批判」をするつもりで悪口をいうのはスルリと...
お酒を飲めばスッキリする?
お酒を飲むとストレスを忘れ、楽しい気分になるという人も多いですよね。日頃は無口でムッとしているのに、お酒で陽気になり、シラフの時よりも性格がよく見える人もいます。ならば、酒飲みは幸せになれそうなものですが、そういう話は聞きません。アルコールはカラダにとっては毒物。ストレスがある状態でお酒を飲むと、カラダは毒が入ったと認識し、「一刻も早く出さなければ」と、肝臓へ一生懸命に送って濾過して捨てます。その...
「人の幸せ」を喜べるようになる方法
「嫉妬しない」というのは難しいものです。親しい友人の結婚が決まり、幸せを心から祝福したいのに、「いいなぁ。私なんて彼もいないのに・・・」とうらやんで、なんだかもやもやして苛立ったり、落ち込んだりしたというような経験がある人も多いのではないでしょうか。よい状態や幸せそうなものを見ると、それと比較して「ダメな自分」を意識させられるので、人は嫌な気持ちになりがちです。反対に、良かったものが悪い状態になっ...
ヨロイを着けて、事実をねじ曲げる
嫉妬をして、自分がないがしろにされたことに対して怒るのは、飾らない素朴な気持ちです。でも、そんな欲望丸出しの気持ちはみっともないから、自覚したくありません。だから、大義名分のヨロイを着て相手を責めたり、嫉妬の鯛勝にしている人を理論武装でこきおろそうとします。そういうとき、人は「客観的に見てもそうするのが当然」とか、「常識で考えてもおかしい」という言い方をしがちですが、「客観性」とか「常識」なんてこ...
最新コメント